ヤンキース　ジラルディ監督の退任を発表　１０年間指揮

退任が決まったヤンキースのジラルディ監督
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　米大リーグで田中将大投手が所属するヤンキースは２６日、ジョー・ジラルディ監督（５３）が今季限りで退任すると発表した。今季が４年契約の最終年だった。

　キャッシュマンＧＭは「１０年間、球団のために一生懸命働いてくれたことを感謝する」と語った。また、ジラルディ監督は声明で「球団が私を戻さない決断をしたことに心が沈んでいる」としながらも、スタインブレナー家やキャッシュマンＧＭ、ファンや選手、チームスタッフに感謝。特にプレーオフでの戦いぶりについて「永遠に私の心に残るだろう」した。

　ジラルディ監督は０８年から指揮し、０９年にワールドシリーズを制覇するなど１０年間で６度ポストシーズンに進出。今季は９１勝７１敗をマークし、ア・リーグ東地区２位でワイルドカードからプレーオフに進出。リーグ優勝決定シリーズまで勝ち上がったが、アストロズに敗退した。ヤンキースの監督としては歴代６位となる通算９１０勝（７１０敗）を挙げた。

　同監督の下では、松井秀喜氏、黒田博樹氏、イチロー外野手、田中将大投手ら多くの日本人選手もプレーした。