【西武1位】明大・斉藤 楽天・松井裕を追いかける変則左腕

[ 2017年10月26日 18:01 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2017年10月26日 )

善波監督(左)と握手を交わす明大・斉藤
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、4年ぶりにAクラスに入ったパ・リーグ2位の西武は1巡目の指名で斉藤大将投手(明大)との交渉権を獲得した。

 斉藤は出どころの見づらい変則気味のスリークオーターから最速146キロの速球にスクリュー、スライダー、チェンジアップなどの変化球を操る左腕。侍ジャパン大学代表入りし、8月のユニバーシアード競技大会では4試合に救援し防御率0・00で金メダルに貢献した。

 大学ラストシーズンに初完投初完封をマークするなど成長の余地は十分。先発・救援ともにこなせるのも強みだ。ライバル視するのは同い年の楽天・松井裕。桐蔭学園時代には、桐光学園の松井裕とともに神奈川の高校野球を盛り上げた。

 ◆斉藤 大将(さいとう・ひろまさ)1995年(平7)6月3日、神奈川県生まれの22歳。小学1年から投手として清新ハンターズで野球を始める。中学時代は城東ボーイズに所属し、3年時に日本代表で世界大会4位。桐蔭学園では1年秋から背番号1。1メートル78、75キロ。左投げ左打ち。

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