【巨人1位】最速152キロ右腕 中大 鍬原「東都のドクターK」

[ 2017年10月26日 17:44 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2017年10月26日 )

ジャイアンツのボールを手にポーズをとる中大・鍬原
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、11年ぶりのBクラスとなる4位に終わった巨人は1巡目の指名で鍬原拓也投手(中大)との交渉権を獲得した。

 鍬原は最速152キロを誇る剛球に加え、鋭く沈むシンカーが武器。シンカーの使い手であるロッテ石川、ソフトバンク摂津の動画を何度も見て研究を重ねて習得した。「カウントによって握りを変える」変幻自在のウイニングショットだ。

 「球数が多くなるので、三振はあまりいらない。本当は打たせて取りたい」と話すが、東都大学リーグ戦で155イニングを投げて153奪三振(16日終了時点)。1イニングに1個近く三振を奪う高い奪三振力から「東都のドクターK」と呼ばれていた。

 ◆鍬原 拓也(くわはら・たくや)1996年(平8)3月26日、岡山県生まれの21歳。3歳で奈良に移り、小3で野球を始める。北陸(福井)では1年夏からベンチ入りも甲子園出場経験はなし。中大では1年春からリーグ戦に出場。昨秋は7試合に登板して3勝4敗、防御率3・77。決め球はスライダーとシンカー。1メートル76、77キロ。右投げ右打ち。

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