【ロッテ1位】履正社・安田 高校通算65発“浪速の新ゴジラ”

[ 2017年10月26日 17:38 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2017年10月26日 )

ロッテ1位に笑顔の履正社・安田
Photo By スポニチ

 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、パ・リーグ最下位に終わったロッテは1巡目の指名で安田尚憲内野手(履正社)との交渉権を獲得した。

 同世代の早実・清宮と同じ右投げ左打ちのスラッガー。1メートル88、95キロの恵まれた体格で、三塁を守れるため起用法も幅が広い。通算本塁打数こそ及ばず注目度では清宮の陰に隠れてきたが、木製バットを使用したU―18W杯では打率・324(34打数11安打)と対応力も抜群。ともに高校BIG3と評される清宮(32打数7安打、打率・219)、広陵・中村(25打数3安打、打率・120)を大きく引き離した。

 「松井秀喜さんのような選手になることがずっと目標だった」と話す“浪速の新ゴジラ”。履正社・岡田龍生監督も「(オリックス)T―岡田に追いつき追い越せでやってきましたが、(高校時代で比較すると)力的にはほぼ互角」と本塁打王にも輝いた同校出身のスラッガーと姿を重ねている。

 ◆安田 尚憲(やすだ・ひさのり)1999年(平11)4月15日生まれ、大阪府吹田市出身の18歳。豊津第一小1年から「豊津東少年野球団」で野球を始め、投手と一塁手。豊津中では「レッドスターベースボールクラブ」に所属。履正社では1年夏からベンチ入り。甲子園は2年夏(3回戦敗退)と3年春(準優勝)に出場。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル88、95キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月26日のニュース