宮台 日本ハムが7位で指名 13年ぶり6人目の東大出身選手誕生へ 法学部は初

[ 2017年10月26日 19:16 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2017年10月26日 )

東大の宮台康平
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、宮台康平投手(東大)は日本ハムに7巡目で指名された。入団すれば13年ぶりに東大出身のプロ野球選手が誕生。東大の150キロ左腕エースがプロの世界への扉を開いた。

 宮台にとっては長い道のりだった。昨年7月、東大野球部としては大越健介(現NHK)以来33年ぶりの侍ジャパン大学代表入りを果たし日米野球に出場。しかし、大会後に違和感を訴え同年秋のリーグ戦は1イニングしか投げることができなかった。

 復活を期した今春のリーグ戦は7試合に登板。未勝利ながら手応えをつかむと、7日の法大戦では2失点完投勝利。翌8日にも連投で救援登板し、母校に02年秋以来の勝ち点をたぐり寄せた。

 東大出身者のプロ入りは04年に横浜(現DeNA)に9巡目で指名された松家卓弘以来13年ぶり。文系最難関と言われる法学部からは史上初めてだ。

 ◆宮台 康平(みやだい・こうへい)1995年(平7)7月1日、神奈川県生まれの22歳。小3から野球を始め、湘南では3年春に背番号7ながら投手も務め、神奈川県大会8強。3年夏は背番号1で神奈川大会3回戦で敗れた。東大1年秋にリーグ戦初登板し、2年秋に初勝利。3年春、東大投手では8年ぶりのリーグ戦2勝。1メートル78、84キロ。左投げ左打ち。

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