ドジャース、延長戦で敗れ1勝1敗 マエケン、WS初登板で好投も実らず

[ 2017年10月26日 13:43 ]

ワールドシリーズ第2戦   ドジャース6―7アストロズ ( 2017年10月25日    ロサンゼルス )

ワールドシリーズ第2戦、好投したドジャース前田(AP)
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 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は25日(日本時間26日)に第2戦が行われ、アストロズ(ア・リーグ)が延長戦の末、ドジャース(ナ・リーグ)を7―6で下し、対戦成績を1勝1敗とした。アストロズはこれが球団史上初のワールドシリーズ勝利。27日の第3戦は場所をヒューストンに移して行われ、アストロズがマッカラーズ、ドジャースはダルビッシュの先発が予定されている。

 第2戦は1―3とビハインドのアストロズが8回にコレアの適時打で1点差に迫ると、土壇場の9回にゴンザレスが同点ソロを放ち、試合は延長戦に突入した。

 10回、アストロズはアルテューベとコレアの2者連続弾で5―3と勝ち越し。これで勝負ありかと思われたが、その裏にドジャースもプイグのソロ本塁打とヘルナンデスの適時打で試合は再び振り出しに戻された。

 それでも、強力打線が目覚めたアストロズは11回にスプリンガーの2ランで7―5と勝ち越し。ドジャースもその裏にカルバーソンのソロ本塁打で1点差に迫ったが、前の回からマウンドに上がった5番手・デベンスキーがリードを守り切り、アストロズは球団史に残る1勝を手にした。

 なお、この試合でドジャースの前田健太投手(29)が2番手の投手として登板し、1回1/3を投げて1安打無失点の好リリーフ。5回からマウンドに上がり、1番から始まる打線を三者凡退に切って取ると、6回も続投。先頭のコレアに今プレーオフ初被安打となる左前打を許すも、続くグリエルを捕邪飛に打ち取り、3番手・ワトソンとスイッチした。

 この日の前田は打者5人に対して球数25球。リリーフに回った今プレーオフでは、ここまで6試合に登板して6回1/3を投げて1安打無失点と抜群の安定感を見せている。

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