膝つき抗議の大リーグ選手 故郷のレストランでサービス拒否される

[ 2017年10月25日 09:33 ]

国歌演奏の際に片膝をつくマクスウェル (AP)
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 アスレチックスのブルース・マクスウェル捕手(26)が故郷アラバマ州のレストランでウエイターからサービスを拒否された。ゴシップサイト「TMZ」など米国の複数メディアがマクスウェル本人の話として24日に伝えた。

 マクスウェルは今季、試合前の国歌演奏の際に膝をつき、人種差別に対する抗議の姿勢を示した選手。こうした抗議行動はプロフットボールのNFLでは昨季から見られていたが、大リーグでは初めてのことだった。

 トランプ大統領はこのような行動を激しく非難。支持者を前にした演説で、そうしたNFLの選手はクビにするべきだと公言していたが、マクスウェルによると、地元市議会議員とともに入ったレストランで、「あなたは膝をついた人?自分はトランプの支持者だよ」と話すウエイターからサービスを拒否されたとのこと。結局、レストランのマネジャーにその旨を伝え、別のウエイターからサービスを受けたという。

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2017年10月25日のニュース