【バッテリー賞選考過程】セパともに委員10人「満場一致」

[ 2017年10月25日 05:30 ]

2017年度プロ野球最優秀バッテリー賞

(左から)牛島、中畑、東尾、田淵、有藤、張本の選考委員各氏
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 選考ではセの菅野―小林、パの菊池―炭谷がともに選考委員10人の「満場一致」で決定。両バッテリーが残した飛び抜けた成績が改めて称賛された。

 優勝した広島の薮田―会沢の名前も挙がったが「薮田の貯金12は素晴らしいが、投球回数が少ない」と牛島氏。田淵氏も「菅野は7〜9月の夏場の苦しい時期に10勝1敗。本当のエース」と評した。張本氏は打率.206だった小林の打撃を指摘しつつ「期待を込めて」と、来季以降の「大あっぱれ!」へさらなる成長を促した。

 パでは「菊池の成績が抜けている」(有藤氏)などと、菊池―炭谷が10票。中畑氏は票を入れた上で「サファテは精神的支柱。彼の名前を忘れてほしくない」と、リーグVを支えた絶対的守護神の存在感を称えた。また、東尾氏は「菅野、菊池とも完投への意欲が強い。ただ、最近は誰も200イニングを超えないのがさびしい」とした。

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2017年10月25日のニュース