阪神・植田「アジアウインターBL」3大目標掲げる 11月台湾で開催

[ 2017年10月22日 06:23 ]

黙々と打ち込む阪神・植田
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 11月25日から台湾で開催される「アジアウインターベースボールリーグ」にNPBウエスタン選抜の一員として参加する阪神・植田が、同リーグでの(1)打率3割(2)盗塁王(3)無失策――の3大目標を掲げた。

 「まずは3割ですね。そこはアピールしないといけないので。盗塁はもちろんだし、守備は状況にもよるけど…。でも、目標は高くもっていきます」

 4年目を迎える来季に定位置獲りを狙う若虎が高い志を持って海を渡る。まずは一番の課題である打撃だ。8月30日に1軍昇格し18打数5安打、打率・278を記録したが、ウエスタン・リーグでは299打数61安打で同・204と物足りない数字が残る。「そこが一番ですね…」と話すように、対戦経験がない投手相手の実戦漬けで打力の底上げを図る。守備と走力はすでに1軍レベルで、盗塁王と無失策は十分に可能。3割をクリアすることができれば、レギュラー獲りに向け、自信がつくはずだ。

 この日は巨人戦が中止となりドーム内で調整。フリー、ティー打撃などで約1000スイングした。以前には、金本監督に「植田海が面白い。成長が速い。打撃面。右(打席)もちゃんとした形で振れている」と言わせたこともあった。CSで安打を放つなど1軍の空気を経験した21歳が、異国の地でさらに大きくなって帰ってくる。(巻木 周平)

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2017年10月22日のニュース