自身初４戦連発の内川、笑顔でベース一周「王会長はこんな気分で打っていたんだろうと」

パＣＳファイナルシリーズ第４戦   ソフトバンク４―３楽天 （ 2017年10月21日    ヤフオクＤ ）

＜ソ・楽＞６回無死、内川が左越えに同点ホームランを放つ
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　ソフトバンクの内川が、クライマックスシリーズ史上初となる４試合連続本塁打。２−３で迎えた６回。「なんとかしたい」と先頭打者として打席に入ると、楽天の２番手・宋の３球目をとらえて左翼席への同点弾を運んでみせた。

　「芯で何とかいい当たりをと思っていましたが、うまいこと角度がついて、いいホームランになりました」と自賛の一発。レギュラーシーズンも含めて、自身初の４戦連発に、笑顔でダイヤモンドを回りながらも「王会長はいつもこんな気分で打っていたんだろうな」と思っていたといい「こんな気分で野球をやるのは楽しいなと思いました」と充実した表情を見せた。

　「去年負けたところから、日本一になることだけを考えてやってきた」と内川。２連敗のあと連勝し２年ぶりの日本シリーズ進出へ王手をかけた。「あと一つ。勝つまでは全力で頑張る」。その目には勝利しか見えていなかった。