3戦連発の内川 監督&コーチにも遠慮なし「バシバシいってやりました」

[ 2017年10月20日 22:16 ]

パCSファイナルステージ第3戦   ソフトバンク7―5楽天 ( 2017年10月20日    ヤフオクD )

<ソ・楽>3回無死一、二塁、逆転3ランを放った内川(右)は出迎える工藤監督とハイタッチ
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 ポストシーズン男の面目躍如だ。ソフトバンクの4番・内川が2―3の3回無死一、二塁から一時は逆転となる右越え3ラン。2014年の日本ハム・中田以来、CSファイナルステージ史上2人目となる3試合連続本塁打をマークした。

 「ビックリしました。ハイ…。チャンスでしたし、デスパがフォアボールで出塁した時にスペイン語で叫んでいたので、これは“絶対に打てよ!”ってことだと思い気合を入れました」「(生還後は)ちょっと興奮状態でして、いつもは監督やコーチとは遠慮がちにハイタッチするんですけど。バシバシいってやりました」お立ち台で“内川節”をサク裂させた。

 CSでは2011年、2015年と2回MVPを獲得、2014年には日本シリーズでMVPを獲得するなど大舞台に強い。今季はシーズン中に故障での離脱もあったが、支えてくれたチームメートやファンへの「恩返しの気持ち」も活躍の原動力になっている。

 チームはようやくCS初勝利を挙げ、アドバンテージを含め2勝2敗のタイ。キャプテンとしてチームを引っ張る背番号1は「きょうの試合は(中村)晃がホームランを打ってくれて、すごくいいムードで終われたし、チーム全員で勝てたと思う。いい流れを明日につなげたい。絶対に勝ちます」と力強かった。

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