中村晃が意地のV弾 ソフトバンクCS初勝利で2勝2敗のタイに

[ 2017年10月20日 21:17 ]

パCSファイナルステージ第3戦   ソフトバンク7―5楽天 ( 2017年10月20日    ヤフオクD )

<ソ・楽>8回2死一塁、右越えに2ランを放った中村晃はナインの出迎えを受ける
Photo By スポニチ

 リーグ優勝のソフトバンクがリーグ3位・楽天とのシーソーゲームを7―5で制して今CS初勝利。アドバンテージの1勝を含め、2勝2敗のタイに戻した。

 先発の和田が初回2死から3連打を浴びて1点を先制される苦しい立ち上がり。その裏1死二塁から3番デスパイネの右前適時打で同点。さらに2死一、二塁から6番・松田の左翼線適時二塁打で逆転したが、2回には和田が2死二塁から1番・茂木に右前適時打、続く藤田の右翼線適時二塁打で再び楽天にリードを許してしまう。

 3回には無死一、二塁から4番・内川がCSファイナル史上2人目の3戦連発となる逆転3ラン。5回に和田がアマダーに左中間へ同点2ランを浴びて同点に追いつかれたが、5―5の8回2死一塁、7番・中村晃が福山から右越え2ランを放ち勝ち越し。9回を初登板の守護神サファテが締めた。

 過去2戦で計3点、ソロ本塁打での得点しかなかったソフトバンクは城所、長谷川、高谷、本多の4人を今CSで初めてスタメンで起用するなど4番・内川と6番・松田を除く9人中7人を打順を入れ替え。打線を大幅に組み替えたことが実った。

 楽天は先発の則本が3回までに5失点と誤算。打線が粘りを見せ、則本も4回以降は立ち直ったが、ここまでハマっていた継投が崩れ、CSでの連勝は4でストップした。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月20日のニュース