DeNA 先発投手・井納の適時打で2回に先制

[ 2017年10月20日 18:45 ]

セCSファイナルS第3戦   DeNA―広島 ( 2017年10月20日    マツダ )

2回2死一、二塁、DeNA・井納が右翼へ適時安打を放つ                                     
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は20日、マツダスタジアムで第3戦が行われ、DeNAが先発投手・井納の適時打で2回に先制した。

 前日19日にファイナルS初勝利をマークして通算成績を1勝2敗(広島のリーグ優勝アドバンテージ1勝を含む)として迎えた第3戦。この試合で広島が勝つと広島の日本シリーズ出場に王手がかかるが、先手を取ったのはレギュラーシーズン3位からの”下克上”でCSファイナルSに勝ち上がってきたDeNAだった。

 DeNAは2回、先頭の4番・筒香が見逃し三振に倒れ、続く5番・宮崎もセンターへのフライに終わって2死走者なし。だが、先制劇はここから始まった。

 6番・嶺井が中前打で出塁すると、7番・柴田が左前打で続いて2死一、二塁。ここで打席に入ったのは先発投手で8番に入っていた井納だった。

 井納は初球ボール、2球目ファウルで迎えた3球目、内角の149キロ直球をとらえると、打球は広島の二塁を守る名手・菊池がジャンプしながら差し出したグラブをかすめるようにして右前へ。3球連続での直球勝負は井納に軍配が上がり、DeNAが先制点を奪った。

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2017年10月20日のニュース