DeNA ドラ1浜口「絶対に負けられない戦い」CS初登板で好投

[ 2017年10月19日 22:13 ]

セCSファイナルS第2戦   DeNA6―2広島 ( 2017年10月19日    マツダ )

3回1死,田中を空振り三振に抑え、スイングをアピールするDeNA先発・浜口                                   
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は19日、マツダスタジアムで第2戦が行われ、DeNAが広島を6―2で下してファイナルステージ初勝利。通算成績を1勝2敗(広島のリーグ優勝アドバンテージ1勝を含む)とし、広島の日本シリーズ出場王手に待ったをかけた。

 先発マウンドに上がったドラフト1位ルーキーの浜口が7回で128球を投げ、7安打2失点と好投。打線も広島先発・野村から5回までに4点を奪い、投打がしっかりかみ合っての勝利となった。

 阪神と対戦したファーストステージを”下克上”で勝ち上がり、前日18日のファイナルステージ第1戦は5回降雨コールド負け。悔しい黒星発進を受けて迎えた第2戦でCS初登板となった浜口は「絶対に負けられない戦いで、しっかりとここに合わせて準備してきましたし、とにかく100%出せるように試合に臨みました」とキッパリ。「緊張感もあったんですけど、とにかくチームが勝てるようにしっかりと準備をしてきた自信があったので良かったです」と安どの息をついた。

 初回はいきなり先頭打者の田中に安打を打たれ、犠打と暴投で1死三塁のピンチ。2回も四球で歩かせた新井に二塁盗塁を許すなど1死二塁のピンチを招いたが、失点は許さなかった。「絶対に先制点はやらないように。とにかく粘って、粘って、点を取ってくれるまでしっかり投げるっていうのをやっていこうと思ったので、何とか粘れて良かったです」と堂々たる受け答えのルーキー。3回に2点、5回に2点と着実に加点した打線の援護については「いいタイミングで、粘ったところで野手の方々が取ってくれたので、そこからさらに集中して1人1人打者と対戦していこうと思って投げました」と感謝していた。

 浜口は入団前だったが、昨季はファイナルステージで広島に屈したDeNA。「僕は去年を経験してないですけど、先輩方を見ていればその悔しさっていうのもヒシヒシと感じてましたし、絶対にやり返すっていう気持ちを僕自身も持ってここに乗り込んで来ました」と強い気持ちを明かした浜口は「絶対に勝って横浜に帰れるように」と語気を強めた。

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2017年10月19日のニュース