崖っ縁カブスが初勝利 マエケン10球完璧救援も…ドジャース、PS連勝6で止まる

[ 2017年10月19日 13:13 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦   カブス3―2ドジャース ( 2017年10月18日    シカゴ )

2回2死、左越えソロを放ったバエス(左)は観客の声援に応える。(右はジェイ)(AP)
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 米大リーグのプレーオフは18日(日本時間19日)にナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦が行われ、カブスが3―2で逃げ切り、今シリーズ初勝利。対戦成績を1勝3敗とした。1988年以来29年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出に王手をかけているドジャースは、ポストシーズン開幕から続いていた連勝が6でストップした。

 3連敗と後がないカブスは、2回1死、コントレラスの左越えソロ、2死からバエスが左翼席に運んで、この回2点を先制。3回に1点を返されたが、5回にバエスの2打席連続ソロ本塁打でリードを再び2点とした。

 先発のアリエッタは、3回にベリンジャーに右越えソロを許したものの、6回2/3を投げ3安打9奪三振1失点と好投。ダンシング、デービスの継投でリードを守り切った。

 前試合までポストシーズン負けなしと勢いに乗るドジャースだったが、この日はあと1点及ばなかった。2点ビハインドの7回から、前田健太投手(29)が4番手として登板し、空振り三振、遊ゴロ、中飛と10球で1回無安打無失点の好投。直後の攻撃で、ターナーがソロ本塁打を放って再び1点差とするなど流れが傾きかけたが、あと一歩及ばなかった。

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