記録で見るア・リーグ優勝決定Ｓ　アストロズは“記録的”な打撃不振

ア・リーグ優勝決定シリーズ第５戦   アストロズ０―５ヤンキース （ 2017年10月19日    ニューヨーク ）

ノーヒットに終わったアストロズのアルトゥーベ（ＡＰ）
Photo By ＡＰ

　ヤンキースは今ポストシーズンのホームゲームは６戦全勝。７試合制のプレーオフで２勝２敗は過去５８例あるが、第５戦を制したチームが４１回シリーズを制しており、ヤンキースの“Ｖ率”は７１％となった。

　アストロズのチーム打率は今季リーグ１位の・２８２だったが、リーグ優勝決定シリーズ５戦では・１３８。２年連続で首位打者となったホセ・アルトゥーベ（２７）はレッドソックスとの地区シリーズ（４試合）と、リーグ優勝決定シリーズの第２戦までは打率・５６５と好調だったが、ヤンキースタジアムでの３試合は１０打数ノーヒット。この日も４打数で快音は聞かれなかった。

　先発した左腕ダラス・カイケル（２９）は４回２／３を投げて７安打４失点。２回にグレグ・バード（２４）にタイムリーを許したところで、ポストシーズンでのこのカードでの連続無失点は１４イニングで途切れた。