由伸監督“二刀流”指導 秋季Cでノッカー&打撃投手に意欲

[ 2017年10月18日 05:30 ]

バットを手に話し合う高橋監督(左)と村田ヘッドコーチ
Photo By スポニチ

 巨人・高橋監督が11月に宮崎で行う秋季キャンプで、若手を徹底的に鍛えることを宣言した。野手は昨年よりも数人減らし、13、14選手を連れて行く方針で「少数精鋭でね。野手で言えば打つことが一番大きな課題」と振り込ませる構え。また、「自分の健康のためにやるかもしれないね」と打撃投手での登板にも意欲を見せた。

 今春キャンプでは阿部、坂本勇ら野手陣に居残り特守でノックを打ったことはあったが、打撃投手となれば監督就任後初めて。高橋監督は桐蔭学園、慶大時代には投手経験があるだけに、橋本到は「(監督に)投げたいと思われるように頑張りたい」と話し、中井も「正面から(打撃を)見てもらえることはないので、感じたこととかアドバイスをいただければ」と歓迎した。

 4年ぶりのリーグ優勝を目指す来季に向け、秋はチーム力の底上げが急務。監督自ら打撃投手を務め、春に続いてノックの雨を降らせることになれば、若手選手のモチベーション向上にもつながる。 (川島 毅洋)

続きを表示

2017年10月18日のニュース