記録で見るナ・リーグ優勝決定S “ギブソン記念日”にターナーが一発

[ 2017年10月16日 15:17 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦   ドジャース4―1カブス ( 2017年10月15日    ロサンゼルス )

サヨナラ2ランを放ったドジャースのターナー(AP)
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 ドジャースは9回裏、ジャスティン・ターナー(32)の劇的なサヨナラ2ランで連勝。10月15日は1988年のワールドシリーズ第1戦で、膝を痛めていた主砲のカーク・ギブソン(当時31歳)がアスレチックスのデニス・エカーズリー(当時34歳)から9回裏に代打サヨナラ2ランを放った日で、それから29回目の記念日にターナーも同じサヨナラ2ランを記録した。

 ターナーはカリフォルニア州ロングビーチの出身で少年時代はギブソンの大ファン。あの劇的な一発を夢見てメジャーを目指した選手だった。

 ターナーは今季リーグ2位タイの打率・322をマークしており、レギュラーシーズン通算では834試合に出場して打率は・289。ところがポストシーズンでの通算打率は・377にまで上昇している。得点圏打率はなんと・722で、今ポストシーズンでも8打数6安打と好調だ。

 カブスの先発ジョン・レスター(33)は、ナショナルズとの地区シリーズ第4戦に2番手としてリリーフ(55球)してから中3日での先発。4回2/3を投げて1失点と粘ったが、ポストシーズン通算20回目の先発で5イニングを投げることができなかったのは初めてとなった。

 与えた四球はポストシーズンの自身ワーストとなる5つ。中3日での登板の影響なのか制球が悪く、球数は103と多めだった。

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