直球狙いかと…西武・十亀 初球カーブ悔やむ 炎の不敗神話止まった

[ 2017年10月16日 05:30 ]

パ・リーグCSファーストS第2戦   西武1―4楽天 ( 2017年10月15日    メットライフドーム )

<西・楽>2回1死二、三塁、嶋のスクイズをバランスを崩しながらもグラブトスする西武・十亀
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 西武・十亀が1球目の失投を悔やんだ。茂木に浴びた先頭打者弾が決勝点になり「敗因は僕にある。入り方に失敗した」と肩を落とした。

 救援で投げた12年以来5年ぶりのCS登板。立ち上がりは細心の注意を払ったはずだった。1戦目に菊池が完封勝利。「楽天は昨日の負けで勢いをつけたかっただろうと。直球を引っ張ってくると思った」と捕手の岡田、スコアラー、首脳陣と試合前に話し合ってカーブを選択した。だが外角球は高く浮き、中堅左へ運ばれた。「うまく待たれて打たれた」と話す右腕。辻監督も「寝起きを襲われたな」と悔やんだ。「炎獅子ユニホーム」での楽天戦連勝は9でストップ。第3戦へ指揮官は「今までやってきたことをやる。普通にやるしかない」と前を向いた。 (平尾 類)

 ▼西武・山川(岸に2三振も7回に中前打)直球が低いと思ったらホップしていた。打てる球が少なかった。

 ▼西武・浅村(4打数無安打)明日負けるとラスト。とにかく勝つしかない。

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