DeNA 泥だらけの逆転勝利 7回一挙6得点でシーソーゲームに決着 1勝1敗に

[ 2017年10月15日 19:38 ]

セCSファーストステージ第2戦   DeNA13―6阪神 ( 2017年10月15日    甲子園 )

7回1死一、三塁、左越え3ランを放ったDeNA代打・乙坂はナインに迎えられる
Photo By スポニチ

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は15日、甲子園球場で第2戦が行われ、レギュラーシーズン3位のDeNAが7回に一挙6点を挙げて同2位の阪神に13―6で逆転勝ちを収め、通算成績を1勝1敗とした。

 降雨のため約1時間遅れで始まった試合は、試合中も雨が止まず頻繁にグラウンド整備が行われる最悪のコンディション。だが、DeNAはそのぬかるんだグラウンド状態を味方につけて逆転勝ちを収めた。

 4―4で迎えた7回、先頭・梶谷の捕手前へのゴロが内野安打となってさらに悪送球を誘い、無死二塁。続くロペスの右前打で無死一、三塁とチャンスを広げると、筒香の右前適時打で5―4と勝ち越した。1死後、代打・乙坂に左越え3ランが飛び出して4点差。さらに連打を重ね、この回計7安打を集中して一挙6得点をもぎ取った。DeNAは9回にも7番手・マテオを打ち込んで3点を加え、合計21安打13点での勝利となった。

 2回に俊介の適時打で2点を先制した阪神は、2―2で迎えた3回にドラフト1位ルーキーの大山が左翼スタンドへ勝ち越しソロ。3―4で迎えた6回には梅野のスクイズで同点に追いついた。だが、7回から登板した5番手・桑原が代打・乙坂に3ランを浴びたほか、不運な打球も重なって打者8人に7安打を許して6失点。その裏すかさず打線が2点を返したが、及ばなかった。

 第3戦は16日に引き続き甲子園球場で行われ、阪神はレギュラーシーズン上位によるアドバンテージがあるため引き分けでも広島と対戦するCSファイナルステージ進出(18日開幕、マツダ)が決定する。

続きを表示

2017年10月15日のニュース