マエケン 好救援で今プレーオフ2勝目 カブス中軸をピシャリ ドジャース先勝

[ 2017年10月15日 12:38 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   ドジャース5―2カブス ( 2017年10月14日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カブス>6回途中から3番手で登板したドジャースの前田 (AP)
Photo By AP

 米大リーグのプレーオフは14日(日本時間15日)にナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦が行われ、ドジャース(西地区1位)がカブス(中地区1位)を5―2で下し、地元ロサンゼルスで先勝した。この試合で前田健太投手(29)が3番手の投手として登板。1回無安打無失点の好リリーフを見せ、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦に続き、今プレーオフ2勝目を挙げた。なお、カブスの上原浩治投手(42)は地区シリーズと同様、出場登録選手のメンバーから外れた。

 2年連続で同じ顔合わせとなったナ・リーグの優勝決定シリーズ。第1戦はドジャースがカーショー、カブスはキンタナの両左腕が先発。序盤の3回まで両チーム無得点が続いたが、4回にカブスが5番に入ったアルモーラ・ジュニアの左越え2ランで先制。しかし、ドジャースは5回に7番・プイグの適時二塁打、続く8番・カルバーソンの犠飛で試合を振り出しに戻した。

 前田はその直後の6回途中からマウンドへ。1死走者なしの場面で4番・コントレラスを遊ゴロ、先制の一発を放ったアルモーラJRを三ゴロと続けて凡打に切って取り、わずか4球でイニングを終えた。すると、その裏にドジャースは1番・テイラーの右越えソロで勝ち越し。7回もマウンドに上がった前田は、先頭の6番・ラッセルを1球で左飛に打ち取ったところで4番手・モローと交代した。

 ドジャースは7回にプイグのソロ本塁打と2番・ターナーの適時打で2得点を追加。シングラーニ、前田、モロー、ワトソンとリレーした救援陣は無失点。8回2死からは守護神ジャンセンが4アウトセーブで試合を締めた。翌日の第2戦はドジャースがヒル、カブスはレスターの先発が予定されている。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月15日のニュース