アストロズ 地元でヤンキースに2連勝 投手戦はコレアの劇打でピリオド

[ 2017年10月15日 09:04 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦   アストロズ2―1ヤンキース ( 2017年10月14日    ヒューストン )

9回にサヨナラのホームを踏んだアストロズのアルテューベ (AP)
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 米大リーグのプレーオフは14日(日本時間15日)にア・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦が行われ、アストロズ(西地区1位)がヤンキース(ワイルドカード1位)にサヨナラ勝利を収め、地元ヒューストンで2連勝を飾った。第3戦は場所をニューヨークに移して16日に行われる。

 第1戦ではヤンキースとの投手戦を制したアストロズ。先発のカイケルが7回無失点の好投で大事なシリーズの初戦をものにした。第2戦はアストロズがバーランダー、ヤンキースはセベリーノの両右腕が先発のマウンドに上がった。

 アストロズは4回に4番・コレアの右越えソロで先制。しかし、直後の5回にヤンキースは8番・フレージャーのエンタイトル適時二塁打で試合を振り出しに戻した。しかし、その後はスコアボードに「0」が並び、第1戦同様、第2戦も投手戦に。

 1―1で迎えた9回、アストロズは1死から3番・アルテューベが中前打で出塁すると、この場面で先制の一発を放ったコレアが決勝の二塁打。ヤンキースの守護神チャプマンが投じた159キロのストレートを捉えた打球は右中間へ。この当たりで一塁走者のアルテューベが快足を飛ばして本塁に生還し、試合にピリオドが打たれた。

 バーランダーは5安打1失点、さらに13奪三振の内容で9回を完投。124球の力投が報われた。一方、ヤンキースはセベリーノが4回1失点、その後の救援陣もケインリー、ロバートソンが無失点リレーを見せたが、9回からマウンドに上がったチャプマンが痛い一打を浴びた。

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2017年10月15日のニュース