阪神 4番・福留が決勝2ラン 中3日メッセ&鉄壁救援陣で完封リレー

[ 2017年10月14日 16:53 ]

セ・リーグCSファーストS第1戦   阪神2―0DeNA ( 2017年10月14日    甲子園 )

<神・D>6回2死一塁、先制2ランを放ち、ガッツポーズを決める福留
Photo By スポニチ

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが14日、開幕。阪神が4番・福留の値千金の決勝2ランで先勝し、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。

 8月10日の巨人戦で負った右足腓骨(ひこつ)骨折から、驚異的な回復を見せ10日の中日戦で1軍復帰したばかりの先発メッセンジャーが流れを作った。中3日の登板ながら初回からエンジン全開。6回までわずか3安打でリーグ2位の得点を誇るDeNA打線を無失点に封じこんだ。

 すると0―0のまま迎えた6回裏無死一塁に40歳のベテラン福留が右中間へ値千金の先制2ラン。7回からは今季リーグ2位のチームを支えた鉄壁の救援陣が登板し、マテオ、桑原、ドリスとつないで完封リレーを完成させた。

 レギュラーシーズンとは1戦1戦の重みが違う短期決戦。ファーストSを突破したセ、パの延べ23チームのうち、21チームが初戦に勝利しているというデータもあり、初戦を制したチームのファイナルS進出率は91・3%だ。

 一方のDeNAは先発の井納が6回2失点と好投も、打線が援護できず零封負け。ロペス、宮崎ら先発した5人の右打者がそろって無安打と打線が分断されてしまった。3位からの下剋上での日本一へ向けて、早くも後がなくなった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月14日のニュース