楽天・則本 自己新218K!野茂以来24年ぶり4年連続奪三振王当確

[ 2017年10月8日 18:29 ]

パ・リーグ   楽天―ソフトバンク ( 2017年10月8日    Koboパーク宮城 )

<楽・ソ>2回1死一塁、上林からこの試合4個目、今季通算218個目の三振を奪う則本
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 楽天・則本昂大投手(26)が8日、ソフトバンク戦に先発し、2回に上林からこの日、4つめの三振を奪った。自己新の218奪三振として西武・菊池を抜いてリーグ単独トップに浮上。野茂英雄(近鉄)が90年から93年に達成して以来、24年ぶりとなる史上4人目の4年連続奪三振王のタイトルを確実にした。

 立ち上がりから全開だ。レギュラーシーズン最後の登板となった則本は、初回から奪三振ショーを演じる。2番・今宮からスライダーで空振り三振、続く3番・中村晃は153キロの直球で見逃し三振に斬った。これで今季216奪三振。すでに全日程を終え、リーグトップを走る西武・菊池の217奪三振にあと1とした。

 注目の2回、無死一塁で松田から147キロの直球で空振り三振を奪って、あっさり菊池に並んだ。187奪三振で3位の楽天・岸以下に大差をつけており、4年連続となる奪三振王のタイトルを確実に。さらに上林もカーブで空振り三振に斬り、218奪三振で単独での4年連続奪三振王のタイトルを確実にした。いずれも67年から72年までの6年連続で獲得した江夏豊(阪神)、鈴木啓示(近鉄)、4年連続の野茂に続く、プロ野球史上4人目の快挙となった。

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