マエケン好救援!完ぺき投球でプレーオフ初白星 チームは2連勝で王手

[ 2017年10月8日 14:11 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦   ドジャース8―5ダイヤモンドバックス ( 2017年10月7日    ロサンゼルス )

ダイヤモンドバックス戦にリリーフ登板した前田 (AP)
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 メジャーリーグのプレーオフは7日(日本時間8日)にナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が行われ、ドジャース(西地区1位)がダイヤモンドバックス(ワイルドカード1位)に8―5で逆転勝利。地元ロサンゼルスで2連勝を飾り、リーグ優勝決定戦進出に王手を懸けた。この試合で前田健太投手(29)が3番手の投手として登板。1回を投げて無安打無失点、さらに2奪三振の好リリーフでプレーオフ初白星を挙げた。

 ドジャースは1―2とビハインドの4回、1死からフォーサイス、バーンズ、プイグの3連打で満塁の好機を迎えると、ダイヤモンドバックスの先発・レイの暴投で三塁走者・フォーサイスが同点のホーム。さらに、1番・テイラーが遊撃への適時内野安打を放ち、勝ち越しに成功した。

 前田はその直後の5回途中からマウンドへ。1死走者なしの場面で2番・ポラックをキレのあるスライダーで空振り三振に切って取ると、続く3番・ゴールドシュミットも同じくスライダーで遊ゴロに打ち取った。すると、ドジャース打線はその裏に一挙4得点。6番・フォーサイスの左前適時打など4安打を集め、7―2とリードを広げた。

 6回もマウンドに上がった前田は、先頭の4番・マルティネスから空振り三振を奪ったところで降板。打者3人に対して球数9球。完ぺきなピッチングを披露した背番号18に地元ファンからは大きな拍手が沸き起こった。

 試合はその後、5点を追うダイヤモンドバックスが7回に代打・ドルーリーの左越え3ランで2点差。しかし、ドジャースはその裏に1得点を追加し、8回1死からは守護神ジャンセンの5アウトセーブで逃げ切った。

 場所をフェニックスに移して行われる9日の第3戦は、ドジャースがダルビッシュ、ダイヤモンドバックスはグリンキーの先発が予定されている。

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2017年10月8日のニュース