大阪出身の花咲徳栄・西川 次戦は燃える大阪桐蔭戦

[ 2017年10月8日 08:05 ]

愛媛国体・高校野球硬式の部1回戦   花咲徳栄6―3仙台育英 ( 2017年10月7日    坊っちゃんスタジアム )

 今夏の甲子園大会を制した花咲徳栄が計10安打を放つ快勝で仙台育英を破った。8日の準々決勝は春の選抜覇者・大阪桐蔭が相手だ。春と夏の甲子園V校による秋の頂上決戦。闘志を燃やしたのが今秋ドラフト候補で大阪出身の西川愛也外野手(3年)だ。

 「大阪桐蔭は人生で一度は対戦したいと思っていた相手。勝ちたいです」

 この日は3番・左翼で先発。3回に外の直球を仕留め、左翼フェンス直撃の二塁打を放った。「甘い球をフルスイングしたら逆方向へいい打球が飛んだ」。安打はこの1本だが、相手失策と四球で3度出塁するなどチャンスメークに徹した。

 プロ志望届を提出した綱脇が5回1失点と力投。プロ注目の最速150キロ右腕・清水を温存できた意味は大きい。西川は「悔いなく戦いたい。国体でも優勝を狙う」とチームの総意を代弁した。

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2017年10月8日のニュース