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ロッテ・田中が戦力外 京大卒初のプロ入りも3年未勝利 今後は未定

戦力外通告を受け、浦和球場で2軍スタッフやチームメートにあいさつする田中(左)
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 ロッテは3日、田中英祐投手(25)ら10選手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。田中は14年ドラフト2位で入団。京大出身初のプロ野球選手として話題になったものの、わずか3年で未勝利のまま戦力外となった。

 覚悟はできていた。さいたま市内の球団寮で、林信平球団本部長らから戦力外通告を受けた田中は「今年一年(が勝負)だと思っていた。“あー、来たのか”という感じ。やることはやった気持ちと、良いものが出始めてきたから、まだ投げたいという気持ちの半々」と心境を吐露した。

 浦和球場ではチームメートやスタッフ、さらに駆けつけたファンにあいさつ。自然と涙がこぼれ落ちた。「“よく頑張ったのは知っている”とみんなに言われた。頑張り具合を知ってもらえててうれしかった」。京大出身初のプロ野球選手は3年間を振り返った。

 15年4月29日、本拠地でのデビュー戦。2日前に入場券が完売するなど注目を集めたが、3回5失点で敗戦投手になった。わずか2試合の登板で2軍降格。その後はフォームが定まらないなど苦しんだ。3年目の今季は横手投げに転向するなど浮上への道を模索し続けたが、再び1軍のマウンドに上がることなく、ロッテを去ることとなった。

 12球団合同トライアウトの受験の可能性も含めて、今後は未定。「まずじっくり考えて、相談できる人に相談したい。半分はまだ投げたい気持ちもある。体を動かすことは動かすけど、何とも言えないです」と話した。(池田 翔太郎)

 ◆田中 英祐(たなか・えいすけ)1992年(平4)4月2日、兵庫県生まれの25歳。小4から野球を始め、白陵高では1年秋からエースで2年夏の兵庫大会3回戦進出が最高成績。現役合格した京大では通算8勝31敗。14年にロッテにドラフト2位で指名され、契約金7000万円、年俸1500万円で入団。通算成績は2試合で0勝1敗、防御率13・50。1メートル80、75キロ。右投げ右打ち。

 ▼ロッテ伊東監督 ほとんど投げられない、かわいそうな状態だった。本人は頑張っていた。この経験は無駄にならない。

 ▼ロッテ英二コーチ 僕が入った年に入団した選手だし、何とかしてやりたかった。責任は感じる。投げ方に苦しみ、自分と戦っていた。導いてやれなかったのが悔しい。 2017年引退、退団、戦力外選手

[ 2017年10月4日 06:30 ]

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