DeNAドラ5細川 高卒新人史上6人目のプロ初打席初本塁打

[ 2017年10月3日 18:59 ]

<D・中>1回2死一、三塁、先制3ランを放つ細川
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 DeNAのドラフト5位ルーキー細川成也(19)が、プロ初出場初打席でプロ初本塁打となる先制3ランをバックスクリーンに放り込んだ。高卒新人選手の初打席本塁打はDeNA史上初、プロ野球史上でも6人目となる快挙だ。

 細川はこの日、今季初めて一軍登録されて即、「5番・右翼」で先発出場すると、初回の2死一、三塁の場面で中日先発のドラフト4位ルーキー笠原が投じた2球目のストレートを捉え、横浜スタジアムの夜空に豪快なアーチを描いた。

 細川は「打席に入るまでは少し緊張しましたが、いざ打席に入った時は平常心でいられました。真っ直ぐタイミングでフルスイングしようと決めていました。感触は良かったですが、『いってくれー!』と、思いながら走りました。引き続き頑張ります!」と、笑顔でコメントした。

 明秀学園日立高時代は、高校通算63本塁打を記録し、「茨城の中田翔」「ハマのアレックス・カブレラ」と呼ばれたほどのパワーを持つ超高校級スラッガー。ファームではチーム2位の10本塁打を放っており、終盤戦でその秘めたる力をファンの前で見せつけた。

◇高卒新人の初打席初本塁打◇

60年5月7日  高木守道(中日)県岐阜商

80年7月8日  香川伸行(南海)浪商

90年6月29日 林 博康(ロッテ)鹿児島実

〃 年9月24日 佐伯秀喜(西武)国学院久我山

16年9月29日 広岡大志(ヤクルト)智弁学園

17年10月3日 細川成也(DeNA)明秀学園日立

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