日本ハム・レアードが帰国へ いとこがラスベガス銃乱射事件で死亡

[ 2017年10月3日 17:22 ]

札幌ドームを後にするレアード(代表撮影)
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 日本ハムのブランドン・レアード内野手(30)が、いとこのクリスティーナ・ドゥアルテさん(22)が米ネバダ州ラスベガスで1日(日本時間2日)に起きた銃乱射事件に巻き込まれて亡くなったため、あす4日、米国へ帰国することになった。

 事件は、1日午後10時(日本時間2日午後2時)ごろ、男が高級ホテル「マンダレイベイ」の32階から道路を隔てた駐車場で行われていた屋外コンサート会場に向けて銃を乱射。少なくとも59人が死亡、527人以上が負傷した。スティーブン・パドック容疑者(64)はホテル内で自殺し、宿泊していた部屋や自宅からは銃や爆発物を含む大量の武器が見つかった。地元紙によればクリスティーナさんはアリゾナ大を卒業したばかりで、兄のガールフレンドとコンサート会場を訪れていた。当初は安否が分からず、家族や友人らがSNSなどを通じて情報を求めていたが、死亡が確認。レアードの元には3日早朝に連絡があったという。レアードはこの日札幌ドームを訪れたが、試合前に帰宅。出場選手登録を抹消された。

 レアードは15年から日本ハムでプレーし、昨季は39本塁打でタイトルを獲得するなど勝負強い打撃でリーグ優勝と日本一に貢献。今季はここまで137試合に出場して打率・229、115安打、32本塁打、90打点の成績で、ソフトバンクのデスパイネ(35本)、柳田(31本)、楽天のウィーラー(31本)らと本塁打王を争っていた。

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