西武・源田 新人3位153安打、長嶋に並ぶ 敗戦で笑顔なし

[ 2017年10月3日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―2楽天 ( 2017年10月2日    メットライフD )

<西・楽>7回1死、中前打を放つ源田
Photo By スポニチ

 西武・源田が新たな偉業に到達した。「則本さんの直球は強いので振り負けないようにと思った」と初回に右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、7回も変則左腕・高梨から中前打で43度目のマルチ安打。今季153安打で新人記録史上3位の長嶋茂雄(巨人)に並んだ。「(記録は)うれしく思います」と語ったが、チームの敗戦に笑顔はなかった。

 俊足巧打でリーグトップの8三塁打と長打もある。内外角を器用にさばくミート力でスランプが短いため、安打を積み重ねた。「開幕でスタメンで出られなくても、1軍で代走とかで結果を残してアピールできればと思っていた」と話していたが、その活躍ぶりは目覚ましい。

 遊撃で開幕からフルイニング連続出場を継続中。新人王だけでなく、盗塁王の可能性も十分。37盗塁と残り2試合でリーグトップの西川を2差で追いかけるが、目指すのはCSファーストSの本拠地開催だけ。「勝てるように仕事をしたい」と気持ちを切り替えていた。(平尾 類)

続きを表示

2017年10月3日のニュース