NPB実行委 ポスティング改定交渉、MLBへの回答まとめる

[ 2017年10月3日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)の理事会と実行委員会が2日、都内で行われ、大リーグ機構(MLB)とのポスティングシステムの改定交渉でMLB側の提案に対する回答をまとめた。NPBの井原敦事務局長は「NPBの考えを伝え、返事を待つ。交渉の詰めの大事なところなので具体的な内容の公表は待っていただきたい」と説明した。

 MLBからは、日本球団に支払われる譲渡金について(1)契約金と総年俸、出来高払いを含めた総額の15%(2)契約金と総年俸の合計が1億ドル(約113億円)以上の場合は2000万ドル(約22億6000万円)、1億ドル未満の場合は出来高払いも含めた総額の15%――の2案が提示。日本ハム・大谷ら大リーグの労使協定で契約金額が抑えられる25歳未満の選手に対しては、譲渡金が低くなり過ぎないように例外措置も検討されている。

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2017年10月3日のニュース