巨人 今季最終戦は菅野→マイコWエースリレー 斎藤コーチ明言「ある」

[ 2017年9月29日 05:30 ]

巨人の菅野
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 巨人は、10月3日のヤクルトとの今季最終戦でCS進出がかかった場合、菅野とマイコラスの二枚看板を投入することになった。

 川崎市のジャイアンツ球場で投手練習を視察した斎藤投手コーチは「その時のベストメンバーがベンチ入りする。マイコラスは(中継ぎで)最終戦。(2人のリレーは)もちろんある」と明かした。17勝で最多勝確実なエース菅野が先発。27日の中日戦で14勝目を挙げたマイコラスは来日3年目で初の救援待機となり、計31勝の「豪華リレー」となる。

 負けられない戦いで思い出すのが、94年10月8日の中日戦。両チームが同率首位で並んで迎えた最終戦を、当時の長嶋監督は「国民的行事」と呼んだ。斎藤投手コーチは「自分は中1日だったからね」と振り返る。「3本柱」の槙原が先発し、斎藤、桑田の順で継投させる総力戦で、リーグ制覇を果たした。

 残すは3試合。登板間隔を詰めて田口、菅野、マイコラスの「3本柱」を投入するプランもあったが、各投手の状態を見極め、この日までに畠、田口、菅野の順で固まった。斎藤コーチは「(全勝)できると思っているメンバー」と全幅の信頼を寄せる。この日、菅野とマイコラスが休養した中で、汗を流した畠は「全力で、ある力を出して投げるだけ」と力強く話し、田口も「勝利への意志を持って臨みたい」と意気込んだ。 (神田 佑)

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2017年9月29日のニュース