投手能見に打たれ崩れた…DeNA井納「切り替えができなかった」

[ 2017年9月29日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA2―11阪神 ( 2017年9月28日    横浜 )

<D・神>3回、阪神打線につかまり、苦しい投球の井納(左から2人目)
Photo By スポニチ

 DeNAは、井納が今季最短の3回でKOされ、CS進出へ痛い1敗を喫した。3回、投手の能見に許した左前打からピンチが拡大。2死満塁から福留に先制2点打を浴びるなど4連打を食らい5失点で試合を壊した。

 「能見さんに打たれた後、切り替えができなかった。ルーキーではないのですぐ切り替えないと」。そう振り返って肩を落とし、ラミレス監督も「能見に打たれたところから始まってしまった。どんな打者に対しても、甘く見てはいけないというメッセージだった」と苦言を呈した。

 勝率で辛くも3位は守ったものの、試合のなかった4位・巨人にゲーム差なしに迫られた。巨人が残り3試合を3連勝した場合、2年連続のCSに進出するためには4勝1敗が最低ライン。指揮官は「明日勝つことしか考えていない」と強調し、井納も「次は情けない投球をせず、本来の投球をしたい」と巻き返しを期した。 (原田 真奈子)

続きを表示

2017年9月29日のニュース