巨人・畠 コイ食ってセ界征服だ!「リベンジの気持ち」

[ 2017年9月22日 05:30 ]

23日の広島戦に向けてプルペン入りした巨人・畠
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 巨人・畠が、先発予定の23日広島戦(マツダ)でセ・リーグ5球団制覇を狙う。後半戦だけで6勝を稼ぎ、DeNAに3勝、中日、ヤクルト、阪神に各1勝。ただ広島戦は2戦0勝1敗、防御率7・20だ。巨人の新人が5球団に勝てば15年の高木勇以来となる。

 「リベンジの気持ちはある。広島打線は甘い球を見逃してくれない。厳しく攻めるところは攻めていく」

 7月6日のデビュー戦は広島相手で4回5安打4失点。故郷・広島でプロの洗礼を浴びた。2度目の7月26日は6回5安打5失点で、近大時代を過ごした大阪の地でプロ初黒星を喫している。

 重要な予行演習でもある。CSに進出してファーストSを勝ち上がれば、敵地でのファイナルSで広島と激突する。ポストシーズンでの畠の起用法について、村田ヘッドコーチは「広島戦で投げる可能性は高い。菅野、田口、マイコラスに次ぐ4番目の投手やもん」と明言した。ドラフト2位右腕も「今は(広島に)“畠は余裕だな”と思われているので、“嫌だな”という印象を植え付けたい」と言い切った。

 今季7勝16敗と一方的だった広島戦は、22日からの2連戦が最後。畠が「壁」を打ち砕けば、下克上での日本一という目標に向けて光が差し込む。 (重光 晋太郎)

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2017年9月22日のニュース