清宮「厳しい世界でやっていけるのかな」プロへ不安も吐露

[ 2017年9月22日 13:14 ]

会見でプロ志望届を出すことを表明した早実・清宮
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 高校通算111本塁打を記録した早実の清宮幸太郎内野手(3年)が22日、東京都内で会見し、プロ志望届を出すことを表明。決断の理由について「昔からの憧れでしたし、より高いレベルでプレーしたいと思いました」と話した。

 【清宮と一問一答2】

 ―厳しく指導してくれる、成長できる球団に行きたいと言っていたが、今後球団とは話し合いの場を設けるのか

 「志望届を出してからお話ができるので、今後いろいろなお話ができたらいいなと思います」

 ―大学進学も考えていたか?

 「もともと早実にきたのは、早稲田大学でラグビーがしたかったので(笑)大学に行くつもりで入学しました。野球を始めてからは、プロが目標でしたので、高校野球を続けている中でプロに行きたい気持ちが強くなりました」

 ―高校日本代表のメンバーへの思いは?

 「最高の仲間なので、みんなで頑張ろうと話をしました」

 ―進路表明をして気持ちはホッとしたか?

 「友人にもどっちなの?と聞かれていたので、少しすっきりしたような気持ちです。ですが、厳しい世界でやっていけるのかなという不安な気持ちがあります。そういう(ネガティブな)気持ちを消すためにも厳しい環境で励みたいです」

 ―プロ野球選手としての理想像は?

 「これまでもたくさんの方に応援していただいて、自分の力になっていました。プロでもたくさんの方に応援していただけるように頑張り、また、自分のプレーで感動してもらったり、元気を持ってもらえるような選手になりたいです」

 ―向学心が高い清宮選手。もし大学に進学していたらどの学問を学びたかった?

 「そうですね。経済学ですかね」

 ―高校日本代表の中村選手(広陵)などと触れることでプロ入りを決意する気持ちが強くなったのか?

 「それはないですね」

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