運命のいたずら?履正社・安田も清宮と同日会見 プロ志望正式表明へ

[ 2017年9月22日 12:20 ]

22日に会見を行う履正社の安田。プロ志望を正式に表明する
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 今秋ドラフト1位候補の履正社・安田尚憲内野手(3年)は22日、あらためてプロ志望を正式に表明する。東の清宮、西の安田と評された両スラッガーはくしくも運命に導かれるように同日会見に臨む。

 高校通算65本塁打を誇る安田は、U―18W杯(カナダ)で全9試合に3番打者として出場。スーパーラウンドのオーストラリア戦で延長11回に中前へサヨナラ打を放つなど、銅メダル獲得に貢献した。昨年末にあった岡田龍生監督との進路相談で卒業後の進路をプロ1本に絞っており、大会後も「プロに入って一人前の野球選手になるためにはこれからが大切」と変わらぬ思いを口にしていた。

 U―18W杯では34打数11安打5打点、打率・324。木製バットでも高い適応力を見せた。甲子園には2年夏、3年春に出場。今春の選抜大会ではチームを準優勝へと導いた。清宮とは昨秋の明治神宮大会決勝で激突。以降、常にライバル視してきた相手だ。くしくも同日で重なった会見に不思議な縁も感じさせる。

 安田は早ければ来週にもプロ志望届を提出する予定だ。高校から舞台を変えてもライバルストーリーは続いていく。

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2017年9月22日のニュース