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相次いだ故障…中日・森野「足が切れちゃう」肉体限界で引退決断

試合後の記念撮影で穏やかな表情を見せる(前列左から)小笠原2軍監督、森野ら
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 中日・森野将彦内野手(39)が21日、今季限りでの現役引退を表明した。21年目の今季は故障もあって21試合出場で打率・250、0本塁打、1打点。本拠地最終戦となる24日の広島戦で引退試合が組まれ、改めて会見も開く予定だ。

 「発表の通り。引退を決めました」

 覚悟を決めた男の表情はすがすがしかった。引退発表後にあったウエスタン・リーグの阪神戦では5回に代打で登場。藤浪の151キロ直球に空振り三振を喫し、ファンからの大歓声に笑顔を見せた。若手時代に土台を築いたナゴヤ球場では最後の試合となり、「思い出深い。ここで始まった野球人生なので幸せだったと思います」と感慨にふけった。

 東海大相模から96年ドラフト2位で入団し、中日一筋21年。97年8月29日のヤクルト戦ではプロ初安打を本塁打で記録。04年に落合監督が就任すると、勝負強い打撃でレギュラーに定着して4度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献した。

 開幕1軍を外れた今季は5月下旬に昇格も7月上旬に右太腿裏肉離れで離脱。2軍で実戦復帰した8月に再発し、「足が切れちゃう、どうなるかという怖さがあった」と肉体は限界に近づいていた。来季は指導者として球団に残る可能性は高くても、背番号7の勇姿を見せる機会はあと1試合だけ。「最後の1打席と分かって立てるのは幸せなこと。それを感じながら迎えたい」。岩瀬、荒木が現役続行を決めている中、強竜時代を知る戦士がまた1人、ユニホームを脱ぐことになった。

 ▼中日・荒木 (森野の1学年先輩で2軍戦を観戦)21年間ずっと一緒にやってきて寂しい。けがもあってこの2年は苦しかっただろうね。お疲れさま。

 ▼中日・山井 (森野と同学年)シーズンが始まる前から今年にかけているなと感じていた。思うようにいかず苦しかったと思う。

 ▼阪神・福留 自分よりも年下だしまだまだとも思うけど、本人が決めたこと。今はお疲れさまという気持ち。年代も近いし、同じチームで優勝を経験した。そういう選手がこの季節にまた一人、ユニホームを脱ぐのは寂しいけど、まずはゆっくり休んで、自分の世話になった野球界に彼らしく尽力してくれればいい。打つことについては天性のものがあった。そこに落合監督が来て守備も徹底してやった。それが彼にとって良かった。

 ◆森野 将彦(もりの・まさひこ)1978年(昭53)7月28日生まれ、神奈川県出身の39歳。東海大相模から96年ドラフト2位で中日に入団。内外野をこなせる強打者として勝負強い打撃でチームの黄金期を支えた。10年に三塁手でベストナイン、14年に一塁手でゴールデングラブ賞を獲得。通算成績は1800試合で打率・277、165本塁打、782打点、18盗塁。08年北京五輪代表。1メートル80、85キロ。右投げ左打ち。

[ 2017年9月22日 05:30 ]

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