楽天・岸“空回り”自身7連敗 焦ってバント処理失敗から逆転被弾

[ 2017年9月22日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4―7オリックス ( 2017年9月21日    Koboパーク宮城 )

<楽・オ>8回、吉田正に3ランを打たれて降板する岸
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 楽天・岸にとって痛恨の犠打野選となった。7回2/3を6失点で10敗目を喫し、「バントを二塁に投げてセーフにしたところ」と悔しさをにじませた。

 7回にアマダーの3試合連発の22号2ランで4―3と逆転。7月19日の日本ハム戦勝利から8試合連続で白星のない右腕を勝たせようと打線が奮起した。しかし、勝利への渇望が焦りを生む。岸は直後の8回1死から山崎に四球を出すと、安達のバント処理で二塁へ送球。セーフとなり、2死一、三塁で吉田正に逆転3ランを浴びた。

 梨田監督は「タイミングは二塁でよかったが握り損ねた。岸が冷静になれなかった」と振り返った。2位・西武とのゲーム差を詰められず、自身は7連敗となった岸は「本当に申し訳ない気持ちしかない」とうなだれた。 (君島 圭介)

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2017年9月22日のニュース