元ドジャース外野手に懲役8年 公的資金の不正処理で責任を問われる

[ 2017年9月21日 16:29 ]

 大リーグ元ドジャースの外野手で、野茂英雄のチームメートとして日本でも知名度があったラウル・モンデシー容疑者(46歳)に懲役8年の刑が宣告された。

 スポーツ専門局のESPNが報じているもので、同容疑者は2010年から16年まで故郷ドミニカ共和国のサンクリストバルで市長を務めていたが、この間に総額600万ドル(約6億7000万円)以上をスタッフ3人とともに着服。公的資金を不正に処理したとして今年2月に逮捕されていた。

 127万ドル(約1億4000万円)の罰金も科せられており、きわめて重い判決。モンデシーは1994年に新人王となり、野茂とともに95年のオールスターゲームに出場していた。

 大リーグではドジャース、ブルージェイズなど7球団で13シーズンにわたってプレー。1525試合で打率・273、271本塁打をマークしていた。現在ロイヤルズに在籍しているラウル・モンデシー内野手(22歳)は次男。

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2017年9月21日のニュース