中日・小笠原、巨人相手にプロ初完投 志願の151球「通過点」

[ 2017年9月20日 05:55 ]

セ・リーグ   中日10―2巨人 ( 2017年9月19日    ナゴヤD )

中日・小笠原は2失点完投しファンの声援に応える
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 中日の小笠原が9回7安打2失点でプロ初の完投勝利を挙げ、5勝目。完投勝利は15年夏の甲子園決勝・仙台育英戦で161球を投げ抜いて以来で、プロ最多151球にも「完投は一つの通過点。通らなきゃいけない道だった。とにかくアウトを一つずつ取れるように腕を振った」と冷静に振り返った。

 4、6回にともに2四球を与えるなど「フォームがバラバラ。ボールが高かった」と制球に苦しんだが、味方の攻撃時にベンチ前でキャッチボールを行い修正。失点は6回の村田の2ランだけで、連打を許さなかった。

 7回を投げ終え球数は123球だったが、ベンチに戻ると森監督に「最後まで行きます」と直訴。指揮官は19歳の力投に「今チームが求めているのは若い選手の勢い」と話した。

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2017年9月20日のニュース