巨人、反撃は村田2ランのみ 坂本ブレーキ月間打率・169

[ 2017年9月20日 05:51 ]

セ・リーグ   巨人2―10中日 ( 2017年9月19日    ナゴヤD )

6回2死一塁、村田が左越えに11号2ランを放つ
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 巨人打線に疲れが見える。小笠原を攻略できず、プロ初完投を許した。0―10の6回に、村田が「1点ずつ返していかないといけない」と11号2ランを放ったが、2点を返すのが精いっぱいだ。

 7回は内野安打で出塁した宇佐見が、陽岱鋼(ヨウダイカン)の左前打で三塁を狙うもタッチアウト。点差が離れ、走者を塁上にためたい場面だった。前夜はルーキーの笠原に今季最少タイの2安打でプロ初勝利を許し、この日は19歳左腕にやられた。

 主軸の調子が上がらず、3番・坂本勇は9月の月間打率.169と苦しむ。2点差の4回無死一塁は中飛。その後1死一、三塁としたが5番・村田も二飛に倒れ、高橋監督も「最初のチャンスで追い上げていかないとね」と振り返る。序盤で反撃できれば、こんな展開にならなかった。 (神田 佑)

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2017年9月20日のニュース