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センバツ出場へ全力 横浜2年生外野手・万波、共通項あるサニブラウン励みに

今年の夏の甲子園、秀岳館戦で登板した横浜・万波
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 8月10日(日本時間11日)、ロンドンで行われた陸上の世界選手権200メートル決勝で、18歳のサニブラウン・ハキームが20秒63で7位入賞を果たした。日本勢として、03年大会銅メダルの末続慎吾以来の表彰台はならなかったが、レース中に発症した右太腿裏痛を押しての「世界7位」は、東京五輪へ大きな希望を抱かせるものだった。

 同時刻、ロンドンから9510キロ離れた早朝の大阪市。その日、秀岳館(熊本)との甲子園初戦を控えた横浜の2年生外野手・万波は宿舎のテレビで、7位でフィニッシュするサニブラウンの姿を見ていた。自身は中学時代、東練馬シニアでプレーするかたわら、学校では陸上部に所属。中1時に100メートル障害で都大会2位に入った。同じ大会で、2学年上のサニブラウン(城西中)がリレーで走る姿を見て「ごぼう抜きだった」と衝撃を受けていた。

 自身はコンゴ出身の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。サニブラウンはガーナ人の父と日本人の母に生まれた。ハーフのアスリートという共通項がある。「歳も近い人が世界で活躍している。凄い」。甲子園の室内練習場で行われた試合前取材で、サニブラウンに改めて刺激を受けたことを明かした。

 今大会屈指の好カードとなった秀岳館戦では「5番・右翼」で先発。1―4の7回からは、4番手投手で救援した。甲子園の初マウンドで自己最速を1キロ更新する146キロを記録したが、2死から2安打を浴び満塁のピンチを招いて降板。代わった2年生エース・板川が2点適時打を浴びて1―6と突き放された。

 打撃では7回に甲子園初安打となる右前打を放ち、続く福永主将の左中間3ランにつなげたが、追い上げ及ばず4―6で敗退。同校の初戦敗退は、06年以来11年ぶりの屈辱だった。たられば、は禁物だが、もし万波が7回を無失点で抑えていれば、翌日の新聞には「万波、サニブラウンに刺激受けて活躍」という見出しが躍っていたかもしれない。

 試合後、万波は甲子園の土を持ち帰らず「来年は春も夏も(甲子園で)優勝したい」と誓った。前チームの4番・増田も「来年は万波を中心にいいチームをつくっていけると思う。全国制覇してほしい」と期待を寄せる。現在、横浜は秋季神奈川県大会で8強。まずは来春、4年ぶりのセンバツ出場に向けて全力を注ぐ。(記者コラム・原田 真奈子)

[ 2017年9月13日 10:30 ]

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