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隼太 代打で決めた!プロ初劇打 虎3年ぶりシーズン5割以上確定

セ・リーグ   阪神7―6DeNA ( 2017年9月10日    甲子園 )

<神・D>9回2死満塁、代打・伊藤隼(中央)は右越えにサヨナラ打を放ちガッツポーズ
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 阪神が今季8度目のサヨナラ勝ち。6―6の9回2死満塁で代打・伊藤隼太外野手(28)が右越えに自身初のサヨナラ打を放った。クライマックス・シリーズを争う3位DeNAに直接対決で3連勝して、ゲーム差を6・5に広げた。12日の巨人戦に勝利するか引き分けで“2位マジック”が点灯する。また14年以来3年ぶりのシーズン5割以上が確定した。

 歓喜の水シャワーに笑顔がはじける。周到な準備が、最高の結果をもたらした。6―6の9回2死満塁。代打の男・伊藤隼が、土壇場で主役に輝いた。

 「回が始まる前から2アウト満塁で投手に代打なら、俺だなと思った。打席に入る前は死ぬほど緊張していた。解放されて、ちょっとホッとしています」

 ひと振りに気迫を込めた。2―2から、三上の5球目直球を一閃(いっせん)。鋭く伸びた打球は文句なしで右翼手・梶谷の頭上を越えてフェンスに直撃。あわやスタンドインという一打が、自身初のサヨナラ打だ。仲間から手荒い祝福を受けると最後は金本監督とも抱擁を交わし、「感情的になってしまいました。今まで味わったことがない最高の気分」と興奮気味に語った。

 起死回生の快音だ。今季は代打を主戦場にするが、終盤にきて不振に苦しんだ。8月18日中日戦で左前打して以降、11打席連続無安打。生き残りもかかった正念場だけに、その価値も大きい。「最近結果を残せていなかったので、1本出て良かった」。この日は12時30分開始のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)に2打席立ってからの甲子園入りだった。

 ワンチャンスの局面で「発想の転換」が生きている。「スタメンは4打席トータル勝負。試合展開にも左右される。でも代打は本当に1打席。ある意味、本当に自分だけの世界に集中できる」。遠征の移動中も読書を欠かさず、「休みの日でも、常に1日のどこかで集中する時間を作っている」と話す。プライベートの何気ない習慣が、快音を生み出すのかもしれない。

 金本監督も「本当に一番良いところで打ってくれました」と賛辞を惜しまない。3位DeNAに3連勝でゲーム差は6・5。後ろは見ない。連夜のサヨナラ劇で、猛虎は再び上昇気流に乗った。 (久林 幸平)

 ▼阪神・片岡打撃コーチ (伊藤隼について)最近、結果が出ずにモヤモヤしてる中でもベンチで誰よりも声を出して、準備をしていた。成果が出たし、そういう選手が結果を出してうれしい。

 ≪プロ入り初≫伊藤隼(神)がプロ入り初のサヨナラ打。阪神の2試合連続サヨナラ勝ちは15年5月27、28日の楽天戦以来2年ぶり。これで今季71勝55敗1分けとし、14年以来3年ぶりのシーズン5割以上が確定した。

[ 2017年9月11日 05:30 ]

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