広島・薮田 完封14勝 “別人”前回5四球からわずか1に

[ 2017年9月9日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3―0中日 ( 2017年9月8日    ナゴヤドーム )

<中・広>完封で14勝目を挙げ、会沢(右)と笑顔で握手を交わす薮田
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 8回1死二塁の追加点機、広島の薮田は自ら打席に立ったことで気合を入れ直した。

 「よし、投げ切ろうと思った。中継ぎに少しでも休んでもらいたかった」。中5日をものともせず、今季2度目の完封。直近の阪神3連戦で疲弊したブルペンに休息を与える、価値ある14勝目となった。

 中日戦は救援での1勝を含む無傷5勝。6回無失点ながら5四球を出した前回2日のヤクルト戦から一転して1四球で投げ抜き、「全体的に今日はストライクを取れるボールが多かった」とうなずいた。巨人・菅野を1勝差で追う右腕を、緒方監督も「凄いね。安定した投球を見せてくれた」と称賛。7連勝で優勝マジックは1つ減って7となった。

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2017年9月9日のニュース