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鳥谷2000安打王手 巨人・井端コーチが明かしたかつてのライバルの凄さ

セ・リーグ   阪神4―6広島 ( 2017年9月7日    マツダ )

<広・神>9回無死、鳥谷は左前打を放ち2000安打に王手
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 阪神は7日の広島戦(マツダスタジアム)に4―6で敗れ、4連敗となった。今季2度目の同一カード3連敗で、対広島の3年連続負け越しが確定。そんな惨劇の中、鳥谷敬内野手(36)が1安打を放ち、2000安打に王手をかけた。甲子園での達成なら、球団史上初の快挙となる。敵地でため込んだうっぷんを、地元の虎党の前で晴らしてくれ!

 最後まで絶対に諦めない。2点を追う土壇場の9回。先頭・鳥谷が意地の一打を放った。1ボール1ストライクからの3球目。中崎が投じた低めのスライダーに反応した。白球は左前で弾む。通算2000安打に王手をかける、1999安打目をかっ飛ばした。

 「回の先頭だったし、何とか塁に出ることを考えていた」

 一縷(いちる)の望みを後続に託したが、そのまま昨季の王者に屈した。3試合連続逆転負けと、力負けを認めざるを得ない中、鳥谷は奮闘した。この日は1安打に終わったが、今3連戦でのトータルは12打数5安打。チームとしては3年連続の負け越しを喫したとはいえ、今季の対戦成績は83打数32安打で打率・386を誇る。自身球団別トップ。誰よりも健闘したことは、この数字が物語る。

 「また、あした頑張るしかないんで…」

 試合後は全力を出し切った表情で、足取りも重かった。その一方で、プロ14年目、通算1955試合目で偉業は目前に迫る。そんなかつてのライバルについての思いを明かしたのは、巨人の井端内野守備走塁コーチだ。

 「ケガもしないし、ガッツもあるから。ずっと出続けられる精神力があったから、ここまで来られたのだと思う。僕も5、6年続けて出たことはあるけど、心が折れそうになったことも正直あった。すごいと思います」

 現役時代は中日、巨人で活躍した名内野手。遊撃手として04年から4年連続のベストナイン、6年連続のGG賞を獲得した。時には大きな壁として鳥谷に立ちはだかり、しのぎを削った。だからこそ、分かることがある。敬意を込めて、これまでの足跡を称えた。

 敵地での偉業達成は持ち越しとなったが、8日からは甲子園でDeNA3連戦がある。そのカードを含め、20日までに本拠地で計10試合。これまで阪神に在籍した選手で甲子園で2000安打を達成した打者は誰もおらず、球団史上初の快挙も秒読みだ。「とりあえず試合に勝つことだけを考えてやります」。最後まで個人記録には無関心だったが、生え抜きの背番号1の晴れ舞台はやはり、甲子園がよく似合う。(山本 浩之)

[ 2017年9月8日 08:32 ]

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