中日 大野 直球勝負で2安打完封「最後まで投げられるとは思わなかった」

[ 2017年9月6日 21:15 ]

セ・リーグ   中日4―0巨人 ( 2017年9月6日    前橋 )

5回2死、巨人・小林の飛球を好捕したゲレーロを先発・大野(右)が迎える                                      
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 中日の大野が127球を投げ2安打完封勝利。自身昨年6月28日の巨人戦以来のシャットアウトで今季6勝目を挙げた。

 「最後まで投げられるとは思わなかった」と言う通り、初回は1死一塁を併殺で切り抜けたものの、2回は2死走者から連続四球。制球に不安が残ったが、3回以降は腕を振って直球主体の組み立てに。巨人打線も外野には飛ばすが、球威に押されて打球は失速。野手の頭上を越えることはなく、今季チーム最少安打で敗れた。

 今季初完封も防御率はまだ4点台。プロ初勝利を挙げた2012年から昨年まで4点台で終わったことはない。「(完封は)もっと早くしければいけなかっけれど」と背番号22は苦笑したが、2年ぶりの2桁勝利と防御率3点台へ、残されたチャンスで負けるわけにはいかない。

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