1軍昇格の日本ハム 石井一 先輩の完投勝利に貢献 栗山監督「ファームで何をしてきたかが分かった」

[ 2017年8月30日 22:30 ]

パ・リーグ   日本ハム3―1ソフトバンク ( 2017年8月30日    旭川 )

 日本ハムのドラフト2位ルーキーの石井一成内野手(23)が30日、旭川スタルヒン球場で行われたソフトバンク戦に「9番・遊撃」で先発出場。右脇腹痛で2軍落ちとなった中島に代わって29日に1軍に昇格したばかりの新人は4回はバンデンハーク、6回は寺原からともに鋭い当たりの中前打を放った。守備でも9回に併殺を完成させるなど早大の先輩でもある先発・有原の完投勝利に貢献。打撃については「下半身で振るように意識して速い球を狙った。力負けしなかった」と話した。

 今季は主力選手に故障が続出したことで出場機会に恵まれたが、プロの壁は厚く打率1割台に低迷して今月上旬に2軍落ち。中島の故障で巡ってきたチャンスでアピールに成功した新人について、栗山監督も「ファームで何をしてきたかが分かった。楽しそうに野球をしている」と評価した。

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2017年8月30日のニュース