中日 ナゴヤD初のランニング本塁打も白星に結びつかず

[ 2017年8月30日 21:58 ]

セ・リーグ   中日3―6DeNA ( 2017年8月30日    ナゴヤD )

7回裏1死、高橋は左翼線にランニング本塁打を放ちヘッドスライディングで生還
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 ナゴヤドーム初の快挙も白星に結びつかなかった。

 中日の高橋周平内野手(23)がDeNA戦の7回にランニング本塁打を記録。2―5の1死走者なしから、代わったばかりのエスコバーの外角直球を左翼線に運んだ。左翼手・筒香が必死に追いかけ飛びついたが、打球はグラブをすり抜け左翼フェンスに向かって転々。高橋は打球を目で追いながら「二塁を回った時、レフトを見てもしかしたら行けるかなと思った」と足を緩めることなく走り続け、最後は本塁へヘッドスライディング。間一髪でセーフとなった。

 ランニング本塁打は球団では06年8月4日のヤクルト戦(神宮)で福留が記録して以来、11年ぶり。そして意外にもナゴヤドームでは97年の開場以来、初となった。試合後、報道陣から伝え聞いた高橋は「ボクも(プロでは)初めてです」と汗をぬぐった。

 高橋の一打で一時は2点差に詰め寄ったが、4点差を跳ね返した前日に続く2夜連続の逆転勝利とはならず。背番号3は「今は使ってもらっているので、一生懸命やるしかない」と気を引き締めた。

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2017年8月30日のニュース