阪神 大砲候補の中谷&大山連弾も空砲「良かったですが…」

[ 2017年8月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4―5ヤクルト ( 2017年8月22日    神宮 )

<ヤ・神>4回2死、中谷が左越えに14号同点ソロを放つ
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 連弾は空砲に終わった。1点を追う4回2死走者なし。阪神・中谷が、石川の変化球を左翼席まで運んだ。「良かったですが…」と敗戦で口数は少なくても、チームトップの14号。第1打席は中堅フェンスギリギリの大飛球を放っており、微調整で、今度はスタンドまで届かせた。

 歓声が鳴り止まぬ間に大山も続いた。直後の初球。真ん中ストレートをすくい上げるように捉えると、打球はライナーで左翼ポール際に突き刺さった。7月6日のDeNA戦以来、今季3度目の2者連続本塁打で一時は逆転に成功。「狙いを決めていたので、それを1球で仕留められたのは良かったです」と振り返った。

 なんとかアピールしたい一日だった。中谷は最近5試合で17打数3安打と下降気味で、好調を維持する大山も、20日の中日戦では5打数無安打に終わっていた。大砲候補と目される2人の華麗なる共演。明るい未来を抱かせる一幕だった。

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2017年8月23日のニュース