日本ハム・堀、2軍で先発修行 1軍登板洗礼も栗山監督は評価

[ 2017年8月22日 05:30 ]

 日本ハム・堀は手応えをつかんで、2軍で先発の準備を始めている。「直球が通用すると分かった。もう少し磨きたい」。1軍で3度目の登板となった17日のロッテ戦で1回2失点。1点リードの7回、ペーニャ、中村にソロ2発を浴びた。試合後、栗山監督は「長いイニングの準備をさせる」と、翌18日にドラフト1位左腕の出場選手登録を抹消した。1軍初昇格した9日の楽天戦、13日のソフトバンク戦はともに1回無失点。同じ広島出身の柳田を142キロ直球で空振り三振に仕留めたが「抜け球。もっと納得した球で抑えたい」と負けん気の強さはプロ向きだ。

 昨夏甲子園は広島新庄のエースとして3回戦進出。高校日本代表で出場したU―18アジア選手権(台湾)では守護神として優勝に貢献した。国体では自己最速150キロを計測。昨夏に72キロだった体重は「78、79キロ」まで増量した。「高校の時に先発をやっていたので問題ないと思う」。プロの洗礼を浴びたが、評価はうなぎ上りだ。 (柳原 直之)

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2017年8月22日のニュース